写真も、美味しくする

最近は自分で調理したこだわりの料理や、お店で出会った美味しいグルメをスマホで撮ってSNSやブログにアップするのが、当たり前になりました。でも、自慢したくなる料理ができたのに、写真が美味しそうに見えないのでは、あまりにも残念…。そこで、スマホでグルメ写真を撮るコツを、料理男子的なこだわりでご紹介します。

温かみのある夜の照明を活かして撮る

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ちなみにこの写真は、自作の四川麻婆豆腐。長年の研鑽を経て到達した自慢の一品ではありますが、こうした料理を作るのは大概、夜です。料理写真を撮るコツとして、昼間、明るい場所で自然光を利用するという方法が紹介されていることが多いと思います。もちろん撮り方としては、正解。そうした条件が整うのであれば、柔らかい光の中で撮影した方が美味しそうな写真に仕上がるはずです。しかし休日でもない限り、昼間の時間帯に料理&撮影するのはなかなか難しいもの。それに夕食ともなれば、必然的に夜の照明下で撮ることになります。
ならばどうするか。個人的には温かみのあるアンバー系の照明の中で、夜の雰囲気を活かして撮ります。上の写真は、キッチンのコンロの上で撮ったもの。レンジフードの照明があたる位置に土鍋を置いて、周りが写り込まないよう近づいて撮っています。鍋の周囲を暗く落としてしまうことで、料理が引き立つようにしています。

縦で撮るか、横にするか

cooking02-212x300構図の違いによって、写真から受ける印象は随分と変わります。

スマホの場合、画面を縦で見ることが多いせいか、横位置よりも縦で撮った方がしっくりくることが多いように感じます。
縦位置での撮影では、

・奥行き感が出る
・奥がボケることで、見せたいものが際立つ

といった効果があります。

cooking03-300x222逆に料理の皿が複数並んでいるような場合は、横位置の撮影がいいでしょう。ただし、食卓に並んだ料理全体を撮るのには適しているものの、画面に写るものがすべて均等に写ることで、見せたい料理が際立たず、平面的になってしまう場合があるので注意が必要です。

好きだから、寄る

手間暇かけた料理だから、余すところなくすべて見せたくなる気持ちはわかります。でも、あえて余分なものを切り捨てることで、エッジの効いた写真にしましょう。とにかく料理に思い切り寄ってみる。器が画面から切れても構いません。寄ることで料理が際立ち、写真に臨場感が生まれます。
ピントをどこに合わせるかについては、画面を見ながら上下左右、角度を少しずつ変えて、ここぞというポイントを探しましょう。クローズアップの場合、ピントをどこに合わせるかで、写真の表情は一変します。寄りの面白さは、そこにあります。好きだからぐっと寄る。料理写真も好きになったら、近づきたくなるものなんです。

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グルメ番組的臨場感のススメ

グルメレポーターが料理を箸で持ち上げ、その手元にカメラがズームする、そんなシーンをTVのグルメ番組で見かけますね。写真にも、こうした演出を加えると動きが生まれ、より臨場感のあるグルメ写真になります。この時、背景に余分なものを入れないようにしましょう。他の皿や料理が入り込むと、動きが際立ちません。

料理愛で、美味しく撮る

cooking05丹精込め、愛情を注いで作った料理は、その日その瞬間に生まれた、まさに一期一会の一品です。その料理を写真に収めて記憶にとどめ、SNSやブログで共有することで、料理の楽しさはさらに広がります。料理写真は、撮り始めると奥が深いものです。いろいろ撮り方を工夫して、美味しさが滲み出てくるような料理写真をたくさん撮ってみてください。

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